5月12日に本ブログの記事でご紹介した、「IATA(International Air Transport Association 国際航空運送協会)のワクチン、医薬品等の大規模物流・流通に関するガイダンス文書」の改訂情報です。
本文書は、医薬品等の大規模ロジスティクスや流通を計画する際の留意・検討事項をまとめたもので、6月1日付けで第5版(最終版)が発行されています。第4版と同様にIATAのウェブサイトよりダウンロード可能です。
Guidance for Vaccine and Pharmaceutical Logistics and Distribution(概要版)
Set of considerations and awareness on large scale handling, transport and distribution of vaccines, pharmaceutical, life science and medical products.
Edition 5 & Last Edition – 1 June 2021
なお、フルバージョンをダウンロードする場合は登録が必要ですが、こちらも無料で入手できます。
第5版のフルバージョンでは、「2.5. United Nations International Children’s Emergency Fund(UNICEF)」でCOVAXに関連する内容が追記されています。また、「5. Lessons Learned」には、旅客機を貨物用(もしくは乗客が極少)として使用する場合の、ドライアイスの搭載制限緩和に関する内容等の追記もあります。
詳細はガイダンス文書をご確認ください。