米国の著名な医療機関であるCleveland Clinicが、2023年10月31日付で、「Cleveland Clinic to Offer Prescription Delivery to Patients’ Homes Using Drones(Cleveland Clinicがドローンを使った患者宅への医薬品配達サービスを開始)」というニュースリリースを公開しています。
- 同リリースの要旨は、以下の通りです。
- ・2025年から、ドローンを使って特定の薬を患者の自宅に直接届けるサービスを開始する。
- ・Cleveland Clinicの施設に設置されたドローン基地にて、専門家が医薬品を積み込む。ドローンは自律的に300フィートの高さで患者の自宅まで飛行し、ベランダのテーブルや家の前の階段等を目印に荷物を投下。そのまま飛行し、基地に戻る。患者はリアルタイムで配達を追跡できる。
- ・最終的には、地上配送している検査用サンプル、処方食、医療・手術用品、在宅サービス用品にも拡大する予定。
米国の大きな医療機関が、ドローンの活用を進めようとしている動きの一端と言えるでしょう。