WHOは、ワクチンと予防接種について、2021年から2030年の10年間の世界的ビジョンと戦略を定めた文書「Immunization Agenda 2030: A Global Strategy To Leave No One Behind」を2020年に発行しています。
各国政府、地域機関、国際機関、開発パートナー、医療従事者、学術・研究機関、ワクチン開発・製造者、民間企業、市民社会等、ワクチンに関わる地域、国、世界の関係者の活動を推進・調整し、高品質で安価なプライマリーヘルスケアへの全世界的アクセスを実現するビジョンを示しています。
そのなかで、ロジスティクス分野の課題として以下の項目をあげています。
- ・高品質のワクチンを適切な時期に、適切な量と形態で、適切な場所で、適切な条件で保管・配布するためのロジスティクス・サプライチェーンの強化
- ・ほかのサプライチェーンとの統合による効率化
- ・ワクチンの廃棄物を安全に管理、処理、処分するためのシステムとインフラ
ワクチン、予防接種の分野における参考資料としてご参照ください。