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2020.12.22

細胞治療における、アフェレーシス産物のラベリング標準化の動き

自家細胞を用いた細胞治療において、原材料となる患者様の細胞を施設内で移動または他施設へ輸送する際には、取違いを防止する仕組みが必要です。また、関係者間で、細胞に関する情報をスムーズかつ確実に識別できる体制の構築も求められています。

そうした背景を踏まえ、ICCBA(International Council for Commonality in Blood Banking Automation:血液関係製品の自動化・共有化の国際協議会)より、細胞治療におけるアフェレーシス産物のラベリングについて、『ST-018 - ISBT 128 Standard Labeling of Collection Products for Cellular Therapy Manufacturing』という標準文書が公開されております。

この文書は、ヒト由来の医療製品(MPHO)のコーディングと表示に関するバーコード規格『ISBT 128』を補完する位置づけとなるものです。

今後も皆様のお役に立てていただけるような輸送・物流周辺の参考情報を引き続き、本ブログにてお知らせいたします。

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