2022年にサル痘(Monkeypox)の国内感染者が確認されて以降、サル痘ウイルスの運搬についてお問い合わせをいただく機会が増えました。
感染症法上の三種病原体に該当するサル痘ウイルス、MERSコロナウイルス、狂犬病ウイルス等の運搬にあたっては、輸送容器の選定、都道府県公安委員会への事前の届け出、特定病原体等の運搬講習会受講者の立ち会い等、通常の生体サンプルと比べて多くの要件をクリアする必要があります。
セルートではこれまでに複数回、サル痘ウイルスを含めた三種病原体該当の病原体を輸送しております。また、H2N2ウイルス等の四種病原体該当の病原体についても、輸送実績がございます。これまでの輸送から得た知見を活かして適切な輸送方法をご提案いたしますので、特定病原体の輸送をご検討中の研究者様はどうぞお気軽にお問い合わせください。