WHO(World Health Organization:世界保健機構) とUNICEF (United Nations Children’s Fund:国際連合児童基金)が、「COVID-19 vaccination: supply and logistics guidance」という文書を発行しております。※現時点では暫定(INTERIM)のガイダンスのようです。
この文書は、各国にCOVID-19ワクチンを受領、保管、配布、管理するためのサプライチェーン戦略を開発・強化するために作られたと書かれており、概略(輸送に関する部分の抜粋)は以下の通りです。
・ワクチンは、ファイザー・ビオンテック製、モデルナ製、オックスフォート・アストラゼネカ製、その他を想定
・輸送についてはいずれのワクチンも温度管理が重要であり、温度監視のためにデータロガーを具備し、最低限、開始時と終了時の温度を確認することを推奨。なお、外部リーダーを備えたデータロガーの場合は、さらに、輸送中に少なくとも2回温度を確認することを推奨
・極低温での保管・輸送のガイドがあり、フリーザーや低温のシッパー(輸送容器)、保冷剤等の具体例を写真入りで説明
ご興味のある方は原文をご参照ください。
https://www.who.int/publications/i/item/who-2019-ncov-vaccine-deployment-logistics-2021-1
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